やけくそお寿司マジック

インターネット原産です。気がついたときに更新。

スコーンを焼く日

みんな、

スコーンを焼こう

ごく最近スコーンづくりを始めたのだが、これが結構面白い。
しかも意外と楽。(お菓子づくりの中では)

実働は30分あるかないかくらいで、スコーンづくりの半分くらいは待ち時間だ。

ちなみに料理は失敗している僕だが、今のところスコーンづくりは一度も失敗していない。
これはなかなかの戦績。

実はスコーンを作るのに大切なところは、「材料の配分と計量」、そして「焼く時に卵をケチらずに塗ること」だけだったりする。

それ以外は割と混ぜて寝かせて焼くだけ。
しかも混ぜるのも意外と雑でいい。

スコーンづくりをみんなに進めるのは、「楽で成功しやすいから」でこそあるが、それでも「失敗しない」とは言っていないわけだ。
そのためには、肝心なところがなぜ肝心なのか、そこがわからないといけない。


大切なところ、「材料の配分と計量」についてだが、「材料の配分」に関しては、レシピごとにかなり変わるよということである。
だからこそ、自分で美味しいと思う、あるいは、自分で成功しやすいレシピを作って探るしか無い。
(レシピどおりにすれば成功率は高まるが、材料の扱いやオーブンの個体差によっても差が出るため。)

なので、レシピによっては山程のバターを使うレシピもあれば、バター少なめのレシピもあり、強力粉だけで作るレシピもあれば、薄力粉と強力粉を混ぜるレシピもあり。

よくスコーンづくりは「冷やした材料を使うのがコツ」というが、もちろん「バターは柔らかくしてから使ってください」というレシピもある。

だが、どのレシピを作るにしても、大事なのは「レシピをしっかりと頭から読み、その通りにすること」だ。

作る前、時間のある時、落ち着いた状態でよく読み込んでおき、作るときにも1工程1工程確認することをおすすめする。
買い出しの確認にもなるので、買い出しの前の日などから読んでおくのがよい。


もう一つは、「焼く時に卵をケチらずに塗ること」だが、これについてはレシピで指示されていない場合はもちろん塗らなくても良い。

だが、塗れと言われたらケチらずにしっかり塗ることだ。

これは経験上から言えるのだが、卵を塗ることで膨らみ方が変わる場合がある。
このように。


左:卵を塗ったもの 右:卵を塗ったもの(焼き時間、温度は変わらず)

これは、卵を塗ることで、ツヤが出るだけでなく、上にヒビが入ってしまうのを防ぎ、結果的に水分や膨らんだ空気が上から抜けることを防いでいるものだと思われる。

これによって、内部への火の通りや、出来栄えが大きく変わることもあるので、これだけはみんなに知って欲しかったのだ。



僕もまだまだ研究中だが、今のところ上記の2つができているので、失敗をせずに済んでいる。
みんなもぜひ、僕の経験から、美味しいスコーンが出来てくれれば幸いだ。


ほかほかのスコーンを食べよう!