スープストックでカレーを食べた。
うまい。
チャナマサラ(ひよこ豆のキーマカレー)は僕のお気に入りのカレーだ。
ぽくぽくの豆がたくさん入っていて、味が染みててうまいのだ。
僕は基本的に豆嫌いなのだが、ひよこ豆は好きだ。皮が薄くて気にならないし、茹でてあるからあまり粉っぽくなくぽくぽくで、匂いやクセも少ない。あと、ちょっとじゃがいもに似てて好きだ。
チャナマサラはともかく、何故スープストックを進めるのかということだが、スープストックはカレーの店でもあり、夏はスープよりカレー推しなのだ。
もちろん、スープも夏はあっさり系や辛いものを推していて、これもうまいのだが、基本的に夏はスープは伸び悩むのだろう。
で、スープストックでカレーを頼むと、今まではスープと同じ容器で、ライスとは別盛りで提供されていたのだが、これが少し悩ましかった。
「ライスと一緒に食べたいけど、カレーを米に全部かけるのは行儀が悪いか?せっかく別盛りにしてあるし、ちょっとずつかけて食べるしかないのか?」と、思うところがあった。
だが、この夏は違う。
この夏は、カレーとライスをセットで頼むと、「カレーライス」になって出てくるようになったのだ!
たったそれだけ、それだけのことがとても素晴らしい…
もう周りの目を気にして、ちょっとずつカレーをかけて食べなくていいのだ。
堂々と皿に盛られた「カレーライス」をかっ食らっていいのだ!
それにスープストックのカレーはスパイスが効いている。
スパイスカレーは実は体に良いのだ。
エアコンやら猛暑やらで冷えた胃に、温かいスープやカレーを入れる。
スープはもちろん胃に優しいし、カレーに入っているスパイスは、インドでは漢方だ。
スパイスたっぷり、野菜も入ったカレーを食うことは、実質は薬膳なのかもしれない。
ということで、普段は冷えた麺を食らっている人も、たまにはいいカレーを食べるのもいいかもしれない。
辛いカレーをかっ食らい、水を飲みながら食べる。
もしかして、これが夏バテに効くのかもしれない……
カレー…凄いかもしれない…